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便秘解消の機能性食品を開発
科学技術振興機構は、岐阜薬科大学薬効解析学研究室の原教授
と同学生薬学研究室の飯沼教授らの研究成果を元に、健康食品
の開発、販売を行っているアピの委託して進めていた開発を成功
と認定しました。
便秘の大半は、腸管を刺激して蠕動運動をひきおこす、刺激性
下剤であり、下痢や腹痛を伴うこともあります。
一方、副作用の少ない健康食品では、効果が弱いという問題が
ありました。原氏らは、東南アジアを中心にお茶として飲まれて
いるジンチョウゲ「沈香木」の葉の抽出物に着目し、機能の解析と
開発を進めました。
沈丁葉に含まれるゲンクワニン配糖体が活性成分であること
がわかりました。
このゲンクワニンは腸の筋収縮を作動させるアセチルコリン受容体
に働き、蠕動をおだやかに促進して、便秘を改善する作用があります。
副交感神経が働くと腸の蠕動運動が活発になりますが、副交感神経
が働くときは、アセチルコリンが受容体にくっつきます。
それと同じような働きをするのですね。
この特徴を生かして、下剤のような、副作用がきわめて少ない
便秘改善作用をもつ機能性食品を提供することが可能になり
ました。
今後は、特定保健用食品としての許可の申請を含めて
お茶のような飲料やサプリメント素材として販売していくようです。
便秘改善としては新しい作用のある機能性食品なので、こういうのが
出でくることは選択しが広がっていいですね。
すでに東南アジアでは、お茶として 飲まれているのでなんか安心だよね。 その成分に着目して機能性 食品を便秘改善として開発してくれた ことはおめでとうです。 |