蠕動運動(せんどううんどう)とは腸はミミズがはうときのような収縮して伸びてという運動をしています。その運動をくりかえして食べ物を順に先送りしていきます。その間に栄養分や水分を腸の壁から吸収します。この一連の運動を蠕動運動(ぜんどううんどう)と言います。知っておきたい便秘の言葉蠕動運動ぜんどううんどう)弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)痙攣性便秘(けいれんせいべんび)直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)...

■　弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)とは腸がこのような状態です。図のピンクの部分は便が半粥状態から固形になってくる所ですが、大腸の壁の緊張低下で腸の動きが悪くなって前に進みにくくなっている状態です。　それにともなって水分吸収が促進されて便が硬くなるためになる便秘です。お年寄りや女性の方でやせ形の人や運動不足の人など多いです。知っておきたい便秘の言葉知っておきたい便秘の言葉蠕動運動(ぜんどううんどう)...

■　けいれん性便秘腸のピンクの部分がけいれん性に収縮して内容物の通過が障害されてくびれたところに便やガスがたまります。コロコロうんちになることが多いです。痙攣性便秘はウサギの糞のようにコロコロして硬い便が多いですが、また逆に軟便や粘液になったりもします。ストレスが関係していて、便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群の便秘もこの型です。食後腹痛を伴ったり、強い便意を訴えるにもかかわらず排便が少ないことが...

■　直腸性便秘直腸に便が移動して、直腸壁が拡張されて便意を生じても便をいつもがまんしていると、便意を生じなくなります。相当に大量の便がたまって固くなります。日本人の便秘の大半をこれが占めています。直腸性便秘のことを習慣性便秘とも言います。慢性便秘のうちで頻度が一番高いです。本来、食べ物を食べると、腸の運動が活発になり、便意を催す反射(胃・結腸反射)がおこります。直腸に便がたまっていて直腸の内圧が高...

急性便秘とは読んで字のごとく、急に便秘になります。急性便秘は２つに分けられます。�@　症候性便秘病気が原因で急に便秘になります。便秘の他にも嘔吐や吐き気があります。腸ねん転や腸閉塞などは至急手当が必要です。�A　一過性単純性便秘環境がかわったりストレスにより急に便秘になります。旅行に行ったりすると便秘したりします。環境が元になれば自然に治ります。知っておきたい便秘の言葉蠕動運動(せんどううんどう)弛緩...

食物繊維とは、ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総称。その多くは生活習慣病の予防に効果があります。摂取目安は、１日20〜25g実際の摂取量は16g位なので、食物繊維は積極的にとってください。水溶性食物繊維はコレステロールを下げたり、血糖値の上昇も抑えます。不溶性の食物繊維は便秘改善作用が高い。けいれん性便秘には水溶性食物繊維が良いです。知っておきたい便秘の言葉蠕動運動(せんどううん...

慢性便秘とは慢性的に便秘になっている状態です。慢性便秘は２つに分けられます。�@　常習便秘生活習慣やストレスなどで腸の機能が低下して便秘になります。常習便秘は機能性便秘とも言います。もっとの多い便秘のタイプで原因によりつぎの３つに分けられます。弛緩性便秘痙攣性便秘直腸性便秘�A　症候性便秘他の病気がもとになっている便秘です。便秘をおこす他の病気とはこちらです。この症候性便秘のことを器質性便秘とも言いま...